
「今日は70〜80球だけ打って練習する」と決めても、ただ球数を減らすだけでは上達につながりません。
大事なのは、何をどんな風に何球打つかではないでしょうか。
この記事では、40〜50代のアベレージゴルファーが疲れを残さず、効率よく上達を狙うための練習メニューを紹介します。
私自身、150球以上打ち込む練習から、70〜80球に絞る練習へ変えてから、練習後の疲労感と集中力の残り方が大きく変わりました。
50代ゴルファーの練習メニューは「全部打たない」
練習場に行くと、ウェッジからドライバーまで全部打ちたくなります。
でも、限られた体力と集中力の中で全部をやろうとすると、どれも中途半端になりがちです。
特に40〜50代にもなると、練習後半に疲れが出てスイングの再現性が落ちるのではないでしょうか。
だからこそ、最初から練習量を決めて、練習内容の球数の配分をある程度決めておくことが大切です。
70〜80球メニューの基本配分
| 内容 | 目的 |
|---|---|
| ウォームアップ 10球 | 身体とリズムを整える |
| ウェッジ 20球 | 距離感とミート率 |
| アイアン 20球 | 方向性と再現性 |
| 苦手クラブ 15球 | 課題を1つだけ確認 |
| ドライバー 10球 | 振りすぎ防止と方向確認 |
| 仕上げ 5球 | 今日の感覚を確認 |
ウォームアップ10球|いきなりフルショットしない
ストレッチをして、最初の10球は身体を起こす時間です。
いきなり7番アイアンやドライバーを振るのではなく、短いクラブでゆっくり入ります。
おすすめはウェッジのハーフショットです。
- 20ヤードを5球
- 40ヤードを5球
ここではナイスショットではなく、ざっくりイメージで十分です。
体がどう動くか、リズムが速くなっていないかを確認します。
ウェッジ20球|スコアを作る距離感を整える
アベレージゴルファーがスコアを安定させるなら、ウェッジ練習は外せません。
ドライバーより地味ですが、100切り、90切りを目指すなら、ここが効きます。
- 30ヤード:5球
- 50ヤード:5球
- 70ヤード:5球
- 100ヤード:5球
大切なのは、距離感のイメージを作ること。
これまでの経験から作った自分のイメージと、振り幅・テンポ・落としどころを確認しながら、距離感を身体に残します。
アイアン20球|7番アイアンで方向性を確認する
次にアイアンです。
ここでは飛距離よりも、方向性とミート率(当たりの良さ)を見ます。
おすすめは得意なアイアンで練習すること。
私は7~8番アイアンが軸になっています。
- ハーフショット:5球
- 通常ショット:10球
- スリークォーター:5球
毎回フルショットで飛ばそうとすると、力みが出ます。
まずは8割くらいの力感で、同じリズムで打てるかを確認します。
苦手クラブ15球|その日の課題は1つだけ
苦手クラブの練習は、やりすぎない方がいいです。
なぜなら、苦手だからこそ崩れやすく、球数を増やすほど迷いが増えるからです。
この15球では、課題や練習テーマを1つに絞ります。
- ユーティリティでトップを減らす
- フェアウェイウッドを無理に上げにいかない
- ドライバーで右プッシュを打たない
直そうとすることを1つに決めるだけで、練習の質は変わります。
ドライバー10球|最後に打ちすぎない
ドライバーは真っすぐ飛ぶと気持ちよくて、最も楽しくなるクラブです。
でも、練習場でドライバーを打ちすぎると、どうしても振り回しやすくなります。
だから私は、ドライバーは10球程度に抑えるのがちょうどいいと感じています。
- 方向確認:5球
- コースを想定した1球勝負:5球
練習場では連続で打てますが、ラウンドでは1球勝負です。
ドライバー練習も、最後はコースを想定して打つ方が実戦につながります。
練習場の正面に見える柱の間を狙うなど、イメージを持って打つと良いかもしれません。
仕上げ5球|いい感覚で終わる
最後の5球は、今日の練習を締める時間です。
おすすめは、得意な番手か、次のラウンドで使いたい番手を選ぶことです。
疲れ切った状態でドライバーを振り回して終えるより、再現したい感覚を残して終える。
この方が、次の練習にもつながります。
まとめ|50代の練習は、疲れない設計が上達につながる
私が実践する70〜80球練習は、手抜きではありません。
むしろ、限られた体力と集中力をどこに使うかを決める、戦略的な練習です。
40〜50代のゴルフは、若い頃のように量で押し切るより、再現性を積み上げる方が長く伸びます。
疲れすぎない。
打ちすぎない。
目的を決める。
この3つを意識するだけで、練習場での時間はかなり変わると思うのです。