【ラウンドレビュー】ベスト更新76!何度行っても飽きない|さいたま梨花カントリークラブの「戦略的」な魅力とは?

【ラウンドレビュー】ベスト更新76!何度行っても飽きない|さいたま梨花カントリークラブの「戦略的」な魅力とは?
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お盆休みの締めくくり、大切なお仲間と

2025年のお盆休みは、珍しく1週間で3回もラウンドする機会に恵まれました。普段なら半年分。

その締めくくりは、子供が高校野球を引退後にもご縁をいただいているその指導者の皆さんと回るさいたま梨花カントリークラブ。

年に何度かご一緒させていただく大切なゴルフ仲間になっていますが、決まってからひと月の間ずっと楽しみにしていました。

さいたま梨花

過去に5~6回は回ったことがあり、コース設計や施設も好きなゴルフ場です。

過去のラウンドではバックティから100を切るのがやっとでしたが、最近は80台も出るようになり、レギュラーティーで挑む今回。

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朝からひそかに「自己ベスト更新」も期待していました。

天気も無難そうで、朝から最高のゴルフ日和になりそうな期待感もありましたが、

終わってみれば、37・39=76(30パット)というシーズンベストを更新するどころか、数億年ぶりの高スコアを出すことができました。

さいたま梨花の特長と攻略のポイント

さいたま梨花カントリークラブは、単調なフラットコースとは一線を画しています。

各ホールごとに景色がコロコロと変わり、ティーグランドに立つだびに視線が上下左右に動かされ、飽きることがありません。

さいたま梨花
左側の大岩、ハリボテではなく本物です

戦略的な面白さ

打ち上げ、打ち下ろしのメリハリ随所にあり、ドッグレッグホールが挟まれている。常にドライバーを持つだけではスコアがまとまりません。

特にレギュラーティーからだとドライバーを封印しウッドやユーティリティなどで刻むべきホールが複数あり、同組の4人が持つクラブがみんな違うなんてことも多くあります。

思考力を試されるホール設計

ドッグレッグホールでは、最短ルートで攻めるか、それとも遠回りしてセカンドショットを打ちやすくするか、リスクとリターンを天秤にかける必要があります。

高低差がもたらす罠

打ち上げや打ち下ろしのショートホールでは、正確な距離感が求められます。特に打ち下ろしのティーショットは、ミドルホールでもワンオンを狙いたくなる誘惑と、風の影響で手痛いミスを招く罠が潜んでいます。

バラエティ豊かなショートホール

距離が長いショートと短いショートが混在しており、様々なクラブでグリーンを捉えるスキルが問われます。

ベントとコーライの2グリーンなので、各グリーンが小さめで何度回っても違う顔を見せてくれる。

このふり幅の大きさこそが、このコースの特長と魅力でしょう。

さいたま梨花

ラウンド振り返り:40代ゴルファーの栄光と挫折

この日のコーライグリーンで砂がまかれている状態、スティンプメーターは7フィート。

ボールがザラザラと転がる遅いグリーンでしたが、ピン位置が端に切られているホールもあり、メリハリが効いていました。

前半:OUTコース

朝イチのティーショットは軽めに220ヤードほど飛ばし、無難にフェアウェイセンターをキープ。

意気揚々と迎えたセカンド地点は池越えの残り170ヤード。

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刻むことも考えたけど、新投入クラブを思い出して「ここでG440ハイブリッド5Uを使わずに、いつ使う?」ということで、パーオンを狙っていきました。

しかし、身体が起き上がりインパクトで大トップ。

5ヤードほどの高さの弾道を維持し、一直線に池に向かって飛んでいきました。

ダボスタートです。

そして迎えた5番ホールの319ヤードで取り返すチャンスが巡ってきました。

ティーショットは5Wで少し引っかけてしまいましたが、左ラフの残り100ヤード地点へ。

芝でボールが浮いていたのでフェースが下に入らないように注意しつつ、得意の50度ウェッジで打ったショットは、

なんと、ピン横10cmへピタリッ!

グリーンに上がる前に一緒に回るメンバーから「それはオッケー!」の声。

感謝しつつ、失礼ながらパターのヘッドカバーを付けたままタップイン(笑)

最高のバーディをいただきました。

後半:INコース

池越えショートの14番は短すぎる名物ホールです。

コーライグリーンでわずか100ヤード、ベントだったら80ヤードほどの距離。

池越えショート

50度ウェッジでゆっくり丁寧に打ったつもりが当たりが薄く、グリーン右手前のラフへ。

アプローチもトップしてしまい、グリーンをオーバー。

ホールアウトまでティーショットのミスを引きずり、ボギーに終わってしまいました。

しかし、17番の左ドッグレッグのロングホールでリベンジを果たします。

ドライバーだと突き抜けてしまうので、5Wでバンカー手前に刻み、セカンドは残り100ヤード。

当たりは薄かったものの、3打目は残り110ヤードのラフから。

打ち上げもあったのでPWで打つと、これがピンハイ1mへナイスオン!

この日、2つ目のバーディとなり、気持ちよくラウンドを終えることができました。

ベストショット vs. ワーストショット

ベストショット

5番のセカンドショット、ピン横10cmに寄せたウェッジショットです。

「おーい、ベタピンッ!」

と一番盛り上がりましたし、このバーディのおかげで、前半の池ポチャのショックから立ち直れました。

ワーストショット

やはりスタートホールのセカンド、池に入れた5Uです。

朝の2打目としては難易度が高かったのかもしれません。

もう少し丁寧にアドレスに入っていればと、悔しさと反省が残ります。

さいたま梨花カントリークラブは、やっぱり好きなゴルフ場!

18ホールを上がってみれば、トータルスコアは37・39=76(30パット)

なんとも我ながら驚きのスコアです。

さいたま梨花スコア ベスト

インドアゴルフ練習場に通い始めて半年弱、ここまで変わることは想像もしていなかった。

とにかく脱力のアドレスとスイングを心がけ、アプローチも毎朝のように打ち続け、ひとつひとつの課題をクリアした成果だとは思っていますが、

ある意味バブルだとは思っていますし、いつまでこの”確変”が続くか?といった感じです。

写真を撮り忘れたランチは「豚の生姜焼き定食」、分厚くてボリューム満点。

甘辛いタレが食欲をそそり、大満足でした。

スタッフの皆さんの丁寧な対応も素晴らしく、コース以外の点でも満足度が高かったです。

各ホールの攻め方を考え、工夫する必要があるこのコースは、やっぱり楽しい。

何度行っても飽きずに挑戦できる、最高のゴルフ場だと改めて感じました。

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kyosuke

kyosuke

Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験を発信していきます。練習環境をインドアゴルフに変えてから、シーズン平均スコアは100→87に激変中。なぜ?を備忘録として残しています。

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