
タメを作る感覚と、何をしたら溜まるのか
「タメを作ろう」と言われても、どうしたらいいのか感覚も何もイメージも分からなかった。
それが分からないから、今のスイングなのだ。
ダウンスイングでクラブが立って鋭角に下りてくるクセは、オンプレーンに振りたい私にとって長年の課題だった。
アウトサイドインのカット軌道になり、スライスも引っかけも出る。
それを何年も繰り返してきた。
それが、BEAGLEの入会前の無料体験レッスンで「クラブを投げる」というドリルを試した瞬間に、感覚が変わった。
この記事では、そのドリルの仕組みと、なぜ鋭角ダウンスイングに効くのかを、実際の数値データと合わせて解説する。

鋭角ダウンスイングとは何か、なぜ起きるのか
ダウンスイングが「鋭角」とは、クラブが上から急角度で下りてくること。
スイングプレーンより急な角度でインパクトに向かうため、アウトサイドインの軌道になりやすい。

BEAGLEのインストラクターに指摘されたのは「ダウンスイング始動の瞬間からコックがほどけ始めている」ということ。
つまり、タメが早くほどけてしまうからクラブが立って下りてくる。
これは知識として知っていたが、「じゃあどうすれば感覚で掴めるか」が長年の課題だった。
「クラブを投げる」ドリルの仕組み
インストラクターから軽量クラブを渡され、言われた一言が
「軽くスイングして、クラブを前に投げてみてください。」
これは「スイングの動作の中で、クラブを手から放して正面に投げる」ドリル。
なぜこれでタメの感覚が掴めるのか——理屈はシンプルだ。
- タメがほどけた状態で投げると
クラブは左上に暴れながら飛んでいく - タメが効いた状態で投げると
クラブは正面にスッと真っすぐ飛んでいく
つまり、「正面に飛ばそうとする」という目的が、自然にタメを保つ動きを引き出す。
頭で考えるのではなく、身体で理解するためのドリル。
野球でバットを内から出して手を放す練習を思い出した。
2回試すと「あ、この感覚ね」と身体が理解した瞬間があった。
ドリル後のショットデータ
このドリルを試した後、実際にボールを打つと変化が数値になった。
| 計測項目 (7番アイアン) | ドリル前 | ドリル後 |
|---|---|---|
| ヘッドスピード (m/s) | 33.9 | 35.3 |
| キャリー (ヤード) | 125 | 130.6 |
なんど、ヘッドスピードが1.4m/s上がり、キャリーが5ヤード伸びた。
力を入れたわけではない。
タメが効いてヘッドが走るようになった結果だろう。
さらに、クラブ軌道がインサイドから下りてくるようになり、ダウンスイング中にキープするタメの量が増えた。
動画で確認してもその変化は明らかだった。
体験後の練習に組み込んだ方法
体験当日、その感覚を忘れないうちにホームのインドア練習場に直行した。
実際に取り組んだ練習方法は次の通り。
- 素振りでの「投げる感覚」の確認:
毎回の練習前に5〜10回、「クラブを正面に投げるイメージ」の素振りを入れる - 超スロー素振り:
ダウンスイングの途中でいったん止め、コックがほどけていないかを確認してからインパクトまで振り下ろす - スロー動画での確認:
タメの量が改善しているかを毎回動画で確認する
数週間後、練習前と練習後のスイング動画を比較すると、明らかにクラブの軌道が変わっていた。
| レッスン前 | レッスン後 |
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ドリルを試すときの注意点
このドリルを試すにあたって、いくつか気をつけた方が良い点がある。
- 最初は軽量クラブか素振り用スティックで試す:
実際にクラブを投げるので、周囲の安全確認が必須。
インドア練習場の開放感のあるエリアか、専用スペースで行う。 - 「正面に飛ばす」意識を優先する:
タメを作ろうとするより、「正面に飛ばそうとする」結果としてタメが生まれる。 - 感覚を掴んだらすぐボールを打つ:
感覚は時間が経つと薄れる。ドリルで「この感じ」を掴んだら、すぐ実球で確認する。
なぜ独学では感覚を掴みにくいのか
この「クラブを投げる」という発想は、自己流では思いつきにくい。
「タメを作る」「コックをほどかない」という指示は知識として持っていても、それを身体に落とし込む手段として「投げる」に辿り着くのは難しい。
インストラクターの言葉のセンスと経験値があって初めて出てくる発想だ。
「スイングの悩みが自己流では解決しにくい理由」の一端を、この体験で実感した。
同じように鋭角ダウンスイングで悩んでいる人は、一度プロに見てもらう価値がある。
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まとめ:感覚は「分かる瞬間」がある
長年「タメが作れない」と悩んでいた問題が、たった1つのドリルで感覚として掴めた。
大切なのは「何をすれば良いか」ではなく「どうすれば身体で理解できるか」。
その橋渡しをするのが、良いインストラクターの役割だと思う。
「クラブを投げる」感覚は、今でも私のスイングの核にある。
あの30分で得たものが、半年後も生きている。
取材協力:インドアゴルフスクール【ビーグル】![]()
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編集人
Kyosuke
’25シーズンベスト【76】のアラフィフ サラリーマン。練習環境をインドアに変えて年間Ave.101('24)/89('25)。趣味はディボット直し、ときどきヨガとクルージング。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験と日常を実体験ベースを発信しています。







