- GOLF
- 2025-07-30

インドア練習場を“上達空間”に変えるルールとは?
「ゴルフは好きだけど、なかなか練習する時間がない」
この記事を読んでいるあなたは、そう感じることもあるのではないでしょうか?
週末にしかゴルフができない方もいれば、練習場に行くことすら億劫になっている方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待ってくださいね。
もし、あなたの日常生活の中にゴルフの練習が無理なく溶け込むとしたら?

最近増えている駅チカのインドア練習場は、そんな夢を叶えてくれるでしょう。
朝活として出勤前に寄ったり、仕事帰りにサッと立ち寄ったり。
ほんの30分でも毎日コツコツと積み重ねることで、確実にゴルフは上達します。
ちょっとずつでも「毎日やる」ということが重要だと思います。
インドア練習場のメリットとは?
インドア練習場が、私たちアベレージゴルファーにとってどれだけ心強い味方か、改めて確認してみましょう。
- 通勤途中でも寄れるアクセスの良さ
- 駅の近くや商業施設内にあることも増え、わざわざ車で遠出する必要がありません。
- ショートゲーム練習は汗もかかずに出勤可能
- ドライバーをブンブン振り回すのではなく、アプローチやパターの練習に集中すれば、汗をかくこともほとんどありません。スーツのままでもOKな気軽さが、朝活に最適です。
- ゲーム性のある練習で継続が苦にならない
- 今回ご紹介するような、遊び心のあるルールを取り入れることで、飽きずに集中して練習を続けられます。
チップインを狙う力を磨く|「キャリー1ヤード練習」
グリーン周りから1パット。
これができれば、スコアは劇的に良くなります。
「そんなのプロだけだろ?」と思うかもしれませんが、実はアマチュアでも十分可能です。
そのためには、まずは小さなアプローチショットを磨くことが大切。
特に、キャリーをほとんど出さずに、ボールを芯でとらえ、コロコロと転がす練習が重要です。
【ルール紹介】ターゲットが自動で変わる!精度が上がる練習法
では、いよいよ本題です。
アプローチマットの端に、ボールを11球ほどまとめて置いてみましょう。
練習メニュー: キャリー1ヤードのアプローチ
使うクラブ: ウェッジ(サンドウェッジがおすすめ)
練習ルール:
- 1球目:距離感重視で、グリーン(マット)の端に置いたボールに向けて転がす。
- 2球目:今度は、1球目に打ったボールに当てるように打つ。
- 3球目以降:「一番左にあるボール」に当てるように打つ。
この練習法の一番のポイントは、「ターゲットが毎回変わる」こと。
そして、そのターゲットが「自分で打ったボール」であるという点です。
「一番左にあるボール」を狙うことで、自分のショットの結果がそのまま次のショットのターゲットになります。
つまり、無意識のうちに毎回異なるアライメント(目標に対する体の向き)を調整する必要が出てくるのです。
この練習で得られる3つの効果
このシンプルなルールには、あなたのゴルフを確実に上達させる3つの効果が隠されています。
- ターゲットが毎回変わることでアライメントの精度アップ
- アプローチショットの距離感が身につく
- 転がしの精度が上がり、チップインの確率が上がる
上達の目安とさらなる応用
最初のうちは、なかなかボールにボールが当たらないかもしれません。
それでも大丈夫。
まずは10球に2回当たることを目標にしてみてください。
転がしてボール同士を当てられる回数が増えてきたら、次のステップです。
- キャリーで狙うステージへ!
- マット上のターゲット(ボール)を少し遠くに置き、キャリーで直接狙う練習に切り替えてみましょう。これで、さらに実戦に近い状況でのアプローチ練習が可能です。
練習が習慣になれば、スコアも自然と変わる
ゴルフの上達は、才能や時間だけではありません。「いかに無理なく、楽しく継続できるか」が鍵を握ります。
今回ご紹介した「ターゲットが自動で変わるルール」は、まさにそれを叶えるための工夫です。
ゲーム感覚で練習できるので、飽きずに続けられます。
- 朝活で、コーヒーを飲むように30分
- 仕事帰りに、一杯ひっかける代わりに30分
この「毎日コツコツ」の積み重ねが、やがてあなたのスコアに大きな変化をもたらします。
スコアが縮まれば、ゴルフはもっと楽しくなるはず。
さあ、今日からインドア練習場を“上達空間”に変えてみませんか?
この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験を発信していきます。練習環境をインドアゴルフに変えてから、シーズン平均スコアは100→87に激変中。なぜ?を備忘録として残しています。