雨のラウンドで84|シーズンベスト更新に繋がった対策法と雨具グッズ3つ+1

雨のラウンドで84|シーズンベスト更新に繋がった対策法と雨具グッズ3つ+1
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雨の日のラウンド、強行して行きますか?辞めますか?

それとも「今日はやめとこっか」と、誰かが言ってくれるのを待ちますか?

私は後者のタイプで、私から「辞めよう」とは決して言いません笑

無理して風をひいたり、スコアがボロボロになるくらいなら、

いっそのこと潔く諦めて、また天気の良い日にリベンジしたい。

そう思っているゴルファーも、きっと少なくないでしょう。

しかし先日、梅雨前線の影響で一日中しとしと1mmほどの雨が降り続ける中でラウンドしてきました。

短めなコースだったこともありますが、頑張って回ってみたら、

なんとハーフベストの39、トータル84というシーズンベストを出すことができたんです。

ベストスコア
写真はデフォルトの晴天時

「雨なのに、なぜ?」

その秘密、「雨のストレスをいかに減らすか」という一点にありました。

ショットの度にグリップが滑るわ、濡れて何かと不快だ、、とそんなネガティブな要素を徹底的に排除した結果、集中力が途切れず、雨のゴルフを楽しめたんです。

今回は、私のシーズンベスト更新に繋がった「雨ゴルフ対策」と、実際に役立った頼もしい雨具グッズを紹介します。

雨ゴルフの最大の敵は「ストレス」だった

雨の日のゴルフで一番の敵は、雨そのものではありません。

ゴルフは繊細なスポーツ。

回るテンポやショットのリズムは悪くなり、グリップが少しでも滑るようなら、気になって振れないし、スイングの軸もブレてきます。

カッパが体に貼りついたり、動きにくいだけで、アドレスから違和感を覚える。

手や顔が濡れて不快感を覚えれば、集中力もやる気も簡単に途切れてしまいます。

これらの小さなストレスが積み重なることで、普段ならしないようなミスを連発し、あっという間にスコアは崩れてしまうのです。

この負の連鎖を断ち切るために、私が実践したのが「道具の力を借りる」ことでした。

シーズンベストを生んだ「頼れる3つの相棒」

私が実際に使用して「これは間違いない!」と感じたアイテムを、具体的に紹介していきます。

1. グリップの不安から解放!「滑らない」グローブ

雨のラウンドで最もストレスを感じるのが、ショットのたびにグリップが滑ること。

これが原因で、普段通りに振れなかったり、変なところに力が入ってしまったり。

その日、私が使ったのは全天候型の手袋です。

グローブ

普段から予備のグローブは多めに入れているので、雨のこの日は4~5ホールで交換するつもりでした。

しかし、これが驚くほど滑らない。

むしろ、雨に濡れることで?、より手に吸い付き貼りつくような感じさえありました。

結果的に、前半の9ホールはこのグローブ1枚で乗り切ることができました。

グリーン上でパットのたびにグローブを外し、ティーグラウンドでつけ直すのが私のスタイルですが、手にピッタリ張り付いているので、毎回の着脱に少し時間がかかるほど。

「滑りそう…」という不安が全くなかったおかげで、スイングに集中できたのは間違いありません。

グリップに迷いがないグローブは、まさに「身体の一部」として機能し、私に自信を与えてくれました。

2. 蒸れない!暑くない!ゴルフ専用レインウェア

夏場の雨ならカッパは着ない、という方もいるかもしれません。

正直なところ、私もそうでした。蒸れるし、暑いし、かえって体がベタついて不快になるからです。

しかし、その日は雨量もそこそこあったため、朝からカッパを着用しました。

ゴルフ専用のレインウェアは、普通のカッパとは機能・性能が異なります。

ゴルフレインウェア

私が着ていたのは上下セパレートで、パンツのポケットが「貫通式」になっているタイプでした。

これは本当に便利。

完全な穴として貫通しているので、下に履いているパンツのポケットからティーやマーカー、グリーンフォークをサッと取り出せるんです。

このスムーズさがリズムを崩さず、プレイの流れの小さなストレスを減らしてくれました。

袖の半分がスナップボタンで取り外せるタイプを選んでいたのも正解。

夏場の着用なので半袖で着れましたし、ジッパーを半分くらいまで下ろして、風通しを良くすることもできました。

滅多に買い替えるものではないからこそ、通気性が高く、動きやすく、シーズンを通して汎用性の高いものを選ぶのが、快適な雨ゴルフの秘訣だと実感したのです。

3. 意外な名脇役「自前のゴルフアンブレラ」

雨ゴルフの際に、傘をスマートに使いこなせると、一気に「ゴルフ慣れ」した中級者以上の雰囲気を醸し出せます。

コースで借りる傘は、どうしても重かったり、小さかったり、古くて使いにくかったりすることがあります。

しかし、自前のお気に入りを見つけて持つことで、そのストレスから解放される上にラウンドの楽しみも増します。

グリーン周りやショットの際には傘をたたんで置かないと芝を痛める可能性がありますので、この点だけ要注意。

スマートに使いこなしましょう。

ゴルフ傘

ゴルフ用の傘は、クラブやキャディバッグをすっぽり覆うことができるほど、サイズが大きいのが特長です。

ティーグラウンドやグリーン周りで傘を開けば、手やクラブのグリップが余計に濡れるのを防ぐことができます。

さらに便利なのが、傘の骨にスポーツタオルをぶら下げておくという小技。

濡れた手や顔をこまめに拭くことができ、常にドライな状態を保てるので、集中力や気分を維持するのに役立ちます。

たかが傘、されど傘。

たった一本の傘が、雨の日のプレイをいかに快適にするか、身をもって知ることができました。

雨の日だからこそ!グリーンフォークを使ってマナーよく

最後に、雨の日だからこそ気をつけたいのが、グリーン上でのマナーです。

雨で湿ったグリーンは、ボールが着弾した際のピッチマーク(ボールマーク)がいつも以上にできやすくなります。

ピッチマーク

「雨に濡れちゃうから…」と、つい先を急ぐ気持ちもわかりますが、そのひと手間を惜しむことで芝が枯れてしまい、修復に何週間もかかってしまいます。

自分がつけたボールマークくらいは、ピシッと直して次のホールに向かいたいものです。

その方が気分よくラウンドできるでしょう。お気に入りのグリーンフォークを持つことで「使いたい」気持ちも高まりますよ。

雨でも楽しくラウンドしたい

「雨だからスコアが崩れる…」という諦めは、これで終わりにしませんか?

今回紹介したグッズは、特別なものではありません。しかし、一つひとつが「雨ゴルフのストレス」を軽減してくれる、心強い味方です。

道具の力を借りて、小さなストレスを排除する。これだけで、雨の日でも集中力を切らさず、最高のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。

あなたも、自分だけの「雨対策」を見つけて、スコアアップを目指しましょう。

この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke

kyosuke

Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験を発信していきます。練習環境をインドアゴルフに変えてから、シーズン平均スコアは100→87に激変中。なぜ?を備忘録として残しています。

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