
インドアゴルフで上達を実感する一方、コロナ前に替えたクラブに不満が増えてきた今日この頃。
ただしフルセットの買い替えは50万円近くの出費になり、サラリーマンには大きな負担です。
そこで、ドライバーとフェアウェイウッドはそのままに、5番アイアンが打てない問題とアイアンの精度向上を最優先に考え、セッティング変更を決断しました。
なぜセッティングを変更したのか?
現状のアイアンは球が捕まりすぎない特性をもつミズノプロ319。
5番からPWまで入っていますが、特に5番アイアンは球が上がりにくく、必要な170ヤードを出すのが困難になってきました。
購入当時は球が捕まりすぎて困っていたのですが、スイングが安定したことで、逆に球が捕まらないという新たな課題に直面。
6番以下のショートアイアンすらも球が右に抜けがちで、風に弱い球質を改善することが目的でした。
私が新しいクラブに求めたのは、「打感が柔らかく、高すぎない打音」と「高い打ち出し角」です。
ボールが一瞬フェースにへばりつくような感覚を求め、グリーンを直接狙えるショットを増やしたいと考えました。
T100とG440を選んだ理由
この2つのクラブは、私の求める条件をクリアしていました。
G440ハイブリッド(5U)に期待すること
5番アイアンの代わりとして、フェアウェイウッドとアイアンの間の距離(170~180ヤード)を確実に埋めること。
ストレートで球を高く上げ、グリーンに乗せる確率を高めたい。

T100アイアンに期待すること
6番以下のアイアンはスコアメイクの要です。
特に9番以下のショートアイアンは確実にグリーンに乗せたい。
縦の距離感と左右のバラつきを小さくし、狙い通りのショットで半径5~7ヤードの範囲に落とせるようになることを期待しました。

T100とG440の組み合わせの意図
メーカーは異なりますが、この2つの組み合わせは打感や飛距離の連動性で良いマッチングだと感じています。
どちらも「カチーン」と弾くのではなく、ボールが潰れてから反発するような柔らかい打感を持ち、相性は抜群です。
実践報告!練習場とラウンドでどう変わったか
練習場での試行錯誤
T100アイアンとG440ハイブリッドは、想像以上に打ちやすく、直進性が高いクラブでした。
※7球の平均値 中央値も大差ナシ | ||||
キャリー | Max. | Ave. | Min. | 前後バラツキ |
G440 5U | 165.2 | 160.6 | 155.8 | 4.6 ~ -4.8 |
T100 6I | 146.8 | 144.6 | 143.2 | 2.2 ~ -1.4 |
T100 7I | 139.9 | 135.3 | 131.0 | 4.6 ~ -4.3 |
T100 8I | 125.3 | 123.4 | 120.4 | 1.9 ~ -3.0 |
T100 9I | 116.4 | 114.2 | 111.7 | 2.2 ~ -2.5 |
T100 PW | 107.3 | 102.9 | 99.4 | 4.4 ~ -3.5 |
飛距離 | Max. | Ave. | Min. | 前後バラツキ |
G440 5U | 179.9 | 175.1 | 170.4 | 4.8 ~ -4.7 |
T100 6I | 160.1 | 157.1 | 155.8 | 3.0 ~ -1.3 |
T100 7I | 151.9 | 147.4 | 143.2 | 4.5 ~ -4.2 |
T100 8I | 137.8 | 136.2 | 133.3 | 1.6 ~ -2.9 |
T100 9I | 127.0 | 124.6 | 121.6 | 2.4 ~ -3.0 |
T100 PW | 116.6 | 111.7 | 108.0 | 4.9 ~ -3.7 |
ゴルフがますます楽しくなり、暑い夏でも練習に行こうと思わせてくれます。
初めてのラウンドでの結果
G440(5U)の実践初ショットは、計算通りにまっすぐ飛び、以前は使えなかった5番アイアンが「戦力」になりました。
T100アイアンも、軽量シャフトを挿したことで振り抜けが良くなり、楽に打てるように。
130ヤード以内はラフからでも確実にグリーンに乗せられるようになり、ベストスコア更新につながりました。

メリットとデメリット
メリット G440(5U)でグリーンを狙えるショットが増え、T100アイアンで飛距離と方向性が安定。
グリーンキャッチの確率が高まったことで、期待通りの90切りを達成できるようになりました。
ゴルフ観すら変わるほどの大きな変化です。
デメリット やはり新しいクラブは高額な出費になります。
結論:このセッティングは「買い」か?
道具から入るもゴルフ、ウェアから入るもゴルフ。
良い道具を使うことで、ラウンドだけでなく「練習しよう」というモチベーションが上がることは、最大のメリットです。
ゴルフを趣味として、時間を惜しまず楽しめることは人生にプラスになります。
今回のセッティングは中級者やアベレージゴルファーに非常にマッチすると思います。
私のドライバーの数値はこんな感じですので、似たようなアベレージゴルファーにはマッチするのではないでしょうか。

ただし、シャフトは自分のヘッドスピードやスイング特性に合ったものを選ぶことが重要です。
ぜひフィッティングや試打をして、自分に合ったクラブを見つけてください。
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kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験を発信していきます。練習環境をインドアゴルフに変えてから、シーズン平均スコアは100→87に激変中。なぜ?を備忘録として残しています。