
2025年8月、忘れられないゴルフ体験がまた一つ、心に刻まれました。
いつもお世話になっている方のご厚意で、地元埼玉が誇る名門、日高カントリークラブをラウンドする貴重な機会をいただいたのです。
普段ラウンドするコースよりも1ランク・2ランク格式高いと評判のコースですから、その美しい芝や、攻略が難しいと言われるグリーンに、ひと月前から楽しみにしていました。
ラウンド当日は微風、時折雲が太陽を遮り、時折小雨がぱらつくという、夏ゴルフには嬉しいコンディション。
スコアはいつもの通り自分の期待には届きませんでしたが、隅々まで手入れが行き届いた素晴らしいコースでの一日には、心から感激しました。
途中、ゲリラ雷雲の通過で1時間ほど待機するハプニングもありましたが、それすらも良い思い出になるほど、充実したラウンドで。
どのコースにも共通でいえることと思いますが、プロの試合やトーナメントでも使用されるコースなので、各ホールが広くて松の木でセパレートされているので回る時の気持ちよさは格別です。
ペナルティやOBも少なくてボールが無くなりにくくて回りやすいコースですが、乗用カートは無いのでラウンドは全て徒歩。

真夏でも枯れている箇所がなく、整備の行き届いた平坦な芝生の18ホール歩きながらのゴルフはよい運動になります。
が、歩きなれていない私は前半5ホール目くらいで右足のふくらはぎがつり、ほどなくして左足のふくらはぎもつるという。。
私たちが最初に回ったのは、名物コースである南コース。
このコースはただ広いだけではありません。
グリーンはほぼほぼ砲台グリーン、その周りには確実にガードバンカーが巧みに配置されており、セカンドショット以降の正確性が問われます。
各ホールとも2グリーンなので1つのグリーンが小さめなので、乗ったと思ったボールがこぼれてグリーンを外してしまうと、転げ落ちてバンカーに入るなど、途端にスコアを崩しかねない。
この「簡単そうに見えて実は難しい」という二面性こそ、魅力であり、攻略の鍵だと感じました。
まさかの「おはようバーディ」で始まったラウンド
朝イチの1番ホール。
練習なしで迎えたティーショットは、自分でも驚くほどの安定した無難な一打でした。

フェアウェイ右サイド、得意な残り100ヤード地点へ。
練習通り、自信を持って50度ウェッジで振り抜いたセカンドショットは、ピン手前3mにナイスオン!
小さなグリーンを見事捉えた完璧なショットに、ついてくれたキャディさんも思わず
「おぉっ!」
と声をあげてくれました。

カップ1個ほど切れる上りのフックラインをきっちり沈めて「おはようバーディ」
この日一番の盛り上がりでした。
幸先の良いスタートに気を良くし、続く2番ホールも「バーディ直後こそ丁寧に」と、初打と同じように落ち着いてショット。
これもフェアウェイセンターへ。
正直、この時に「先月に出した30台バブルが続いてる。今日も調子いいな。」と思ってしまったのが運の尽きでした。
ゴルフの神様に試されたジェットコースターゴルフ
おはようバーディで始まった幸運、長くは続かず、、
というか、あっという間に終わりました笑
「バーディの後が大切!」
と打った2番ホールのティーショットまでは良かったものの、そこから先は「調子がいい」邪念と煩悩にまみれ、出入りの激しいゴルフに。
しかし、そんな中でも収穫はありました。
パット数は良い感じで収まってくれましたし、練習中のアプローチでグリーン周りからでチップインを決めることもできたのです。
このラウンドを通して、日高カントリークラブが単に飛距離を求めるのではなく、緻密なマネジメントとグリーン周りの小技が試される楽しみの多いコースだと、身をもって実感しました。
日高カントリークラブはおすすめ
今回のラウンドを通して、日高カントリークラブは、単なる名門というだけでなく、ゴルフの奥深さを教えてくれる素晴らしいコースだと感じました。
- 南コース:広々としたフェアウェイで気持ちよくショットを打てるでしょう。しかし、グリーン周りの小技も磨きたいという向上心を持てると良いと思います。
- 東コース:ティショットの正確性やコースマネジメントに自信のある、腕自慢のベテランゴルファーに頑張ってほしい。

いずれにしても、歴史ある美しいコースで、自分のゴルフと向き合いたい方には、間違いなくおすすめできるゴルフ場です。
カップの位置の基準になる黄色いマークも一般的なコースにはなく、プロの試合が行われ、ランクが上であることを感じさせてくれるものでした。
女子プロの中でも人気が高い自称アイドルプロゴルファー・菅沼菜々プロも時々練習に訪れるそうです。

もし、埼玉で「名門」と呼ばれるにふさわしいコースを探しているなら、日高カントリークラブは、きっとあなたの期待に応えてくれるでしょう。

この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老のゴルフ体験を発信していきます