
「いろんなクラブで、150ヤード・100ヤード・50ヤードを練習する」
有村智恵プロのこの一言って、要するにこういうことだと思うんです。
“距離はクラブではなく、自分の中に作る”
たとえば、で、
シチュエーションを想像してみて欲しいのは、
パー5の第3打目、フェアウェイを外したラフからグリーンまで残り100ヤード。
普通なら、50度のウェッジで打つ。
ところが状況は、25ヤード先に木が覆いかぶってる。
風は逆風、下地は硬い。

こうなると「いつものウェッジ」に頼れなくなります。
そんな時に必要なのが――
“100ヤードを、複数のクラブで打てる状態”です。
100ヤードを「1本で覚える」と苦しくなるパターン
多くの人がやりがちなのが、
「100ヤード=このクラブ」って固定してしまうこと。
もちろん基準は大事。
でもラウンド中は、フェアウェイでもライによっては基準どおりにいかないことも多いです。
- キツめの左足下がりでフェースが立つ
- 木が邪魔で高い球が打てない
- 逆風で球が上がると戻される
- ラフでスピンが入りにくい
- グリーンが速くて止まりにくい
こういう時、“出球を変える”必要が出てきます。
そこで効いてくるのが次の考え方です。
“距離の引き出し”を増やす:100ヤードの3パターン
残り100ヤード、最低この3つで打てるとシチュエーションに合わせて打つ選択肢が増えるのでラウンドが楽になります。
- 高さで止める:普段のウェッジ(=基準)
- 中弾道で運ぶ:8番アイアンの弱めスリークォーター
- 低く出して転がす:6番アイアンでハーフショット

この経験値があるだけで、さっきの「木の下をくぐらせる」場面でも、
グリーン方向に打っていって“届かせる”選択ができる。
100切り/90切りが目標のアマチュアにとって、スコアを出そうとするなら”曲げにいく”選択肢はないでしょう。

100%お遊びのエンジョイラウンドなら楽し過ぎですけどね笑
この場面、私がやったのは、7番アイアンを被せて、低く出して打ちました。
グリーン方向に真っすぐ出たものの、
グリーン手前に着弾してそのままグリーンオーバー。。
つまり――選択は半分正解で、半分は練習不足だったんです。

このときは練習なしの”ぶっつけ”だったので、距離感ゼロでした
じゃあ、何をどう練習すればいいのか。
【結論】インドアなら作りやすいクラブの“距離の幅”
ここからは、インドア練習がめちゃくちゃ相性のいい話です。
屋外の打ちっ放しだと、どうしても
「だいたいあの辺」
「なんとなくこのくらいの振り幅」
になりやすい。
1球、15~20円なんていう課金も気になりますね。
でもインドアなら、多くはサブスクなので実質打ち放題。
シュミレーターが付いてれば、キャリーも飛距離も数値で出る。
だから同じ条件で反復練習しやすい。
結果、いろんなクラブの100ヤードの経験値が積める。
だから私は、番手毎のフルショットの距離の再現性も大切にする一方で、
“100ヤードを3種類で打つ練習”もしています。

まずはドリル:100ヤード“3クラブ×3球”メソッド
やることはシンプルです。
- 50度で「いつもの100Y」×5球
- 8番アイアンで「抑え100Y」×5球
- 6番アイアンで「転がし100Y」×5球
合計15球。
これを1セットとして、2〜3セット。
練習する度に毎回やる必要はなく、
だいたいのイメージがついていればいいので、時々でも十分でしょう。
ポイントは、打ち方の理屈ウンウンより先に、
“振り幅(スイングの大小や強弱)と結果(キャリーと飛距離)を確認する”こと。
このイメージがついていれば、ラウンド中に同じシチュエーションになっても選択肢が増えます。

さらに、振り幅や強弱を足し引きすれば、80ヤードや120ヤードに応用が効きますし、
ユーティリティや3Wなどにクラブを増やせばショットの選択肢はますます増えます。
「いろんなクラブで、150ヤード・100ヤード・50ヤードを練習する」
ということです。
こういう選択肢が増えると、考えてできることが増えるのでゴルフやラウンドが楽しくなりますね。
まとめ
屋外の打ちっ放しや、インドアでも”ただ打つだけ”になると効果的な練習は減っていきます。
インドアシミュレーションはショットデータが出て、ショット毎の感触と数値を比較して自分の経験値として溜めていけるのが最大の利点。

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