
ドライバーを封印したら、79が出た。
クラブは7番アイアン、50°ウェッジ、パターの3本だけ。
飛ばさない、攻めない、ただつなぐ——そのゴルフを18ホールやりきった結果がこの数字だ。
普段は90〜103を行き来するアラフィフの私が、インドアのシミュレーションゴルフを使って「ボギーオン2パット戦略」を本気で検証した。
この記事は、その一部始終と、そこから見えたスコアメイクの考え方を記録したものだ。
「100切りはできるけど、80台が遠い」
「ドライバーが乱れると、そこから崩れていく」
そう感じている人に、少し参考になるかもしれない話をしたい。
「飛ばすよりつなぐ」──クラブ3本に絞った理由
きっかけは、一度失敗した実験だった。
以前、クラブ3本でハーフラウンドを試みたとき、後半になるにつれて集中力が切れた。
淡々とした展開に「飽き」が来てしまったのだ。
ただ、そのときに得た感触がある。
「飛ばせなくても、ミスが少なければスコアはまとまる」という手応えだ。
そこで立てた仮説がこれ。
「全ホールをボギーオン・2パットで回れたら、最大スコアは90。
バーディが1つ取れれば89。ダボが1つ出ても92止まり。」
この計算が頭に入っていれば、1打のミスで崩れることはないだろう。
検証する価値があると思い、18ホールで試してみた。
使ったのはインドアのシミュレーションゴルフ。
コースはキャスレックスⅠ CC。

比較的フラットで、グリーンのラインも素直なコースだ。
同じようにシミュレーションゴルフで戦略練習をやってみたい人は、一度無料体験で試してみるといい。
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「ボギーオン・2パット」を全18ホールで達成したとき、スコアはどうなるか。
実際に数字で組み立ててみると、戦略の輪郭が見えてくる。
ゴルフ経験の長い人はお分かりだろう。
| 18ホール シナリオ | スコア |
|---|---|
| ボギーオン・2パット(基準) | 90 |
| バーディ1つ追加 | 89 |
| パー2つ追加 | 88 |
| ダボ1つ出る | 92 |
| ダボ2つ・他はボギー以内 | 94 |
改めてこれを見ると分かる。
「崩れても崩れすぎない」構造になっている。
ドライバーで1ホール叩いて「OBで6打」「池越えで打ち直して7打」、こういったロスが起きなければ、スコアは自然と収束していく。
アラフィフの私たちにとって、飛距離よりも「大叩きゼロ」の方がはるかにスコアに効く。
この考え方を頭に入れながら、クラブ3本で18ホールに臨んだ。
前半36──淡々と積み上げた9ホール
「丁寧に、一打一打」。それだけを意識してティーオフした。

うまくいったホール(前半3つ)
3番ホール(176ヤード)
打ち下ろしの設定で、7Iのティーショットがグリーン手前に着地。
5メートルのバーディパットが決まった。
クラブ3本縛りでバーディが取れるとは思っていなかったので、この一打が気持ちの余裕を生んだ。
5番ホール(429ヤード)
前のハーフ検証で「残り120〜130ヤードを左に引っ掛けた」反省を活かし、ボールを少し左側にセット。
グリーンをキャッチして11メートルのパットを沈め、パー。
反省が形になった瞬間だった。
6番ホール(597ヤード)
ロングホールを7Iで刻み続け、4打目で残り104ヤード。
50°ウェッジで2.5メートルに寄せて1パットのパー。
「無理せず進めば結果はついてくる」を実感したホールだった。
前半を終えての感触
前半9ホールのスコアは36。
パット数は11。FWキープ率は高くはなかったが、大叩きゼロ。
「7Iで刻み続けるのが正しい」と体に染み込んでいくような9ホールだった。
前回のハーフ検証で苦しんだ「集中力の途切れ」は、まだ来ていなかった。
「一打の意味」を意識し続けると、淡々とした展開でも集中は続くものだと知った。
後半43──集中力が落ちた時、何が起きたか
後半に入ると、じわじわと「飽き」が戻ってきた。
7Iで刻み続けるゴルフは、リズムは安定するが刺激は少ない。
それでも、崩れきらなかった。
ダボを生んだ2つのミスパターン
10番ホール(ボギー)
残り70ヤードで距離を誤り、グリーンオーバー。
寄せが4.7メートルのスライスラインに残り、外してボギー。
「もう少し短く持てばよかった」という単純なミスだ。

11番ホール(ダボ)
集中が薄れた瞬間の力み抜け。3打目が手前で止まり、ツーパットでダボ。
アプローチのミスがそのままスコアに直結する、典型的な崩れ方だった。
それでも79で上がれた理由
後半はダボ1つを含む43。だが、それ以上は崩れなかった。
理由は2つある。
ひとつは、「ダボが出ても次のホールをリセットできた」こと。
ボギーオン2パットの計算が頭に入っているので、1つのダボは「計画より1打多いだけ」と処理できた。
もうひとつは、「パットが安定していた」こと。
後半の象徴的な場面として、16番ホールで4.5メートルのパットがカップを一周してギリギリ入った。ああいう「しぶとく入る」パットが続いたのが後半43の正体だ。
結果と気づき──スコア79が教えてくれたこと
18ホールの最終結果はこうなった。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| スコア | 36・43=79 |
| パット数 | 25 |
| FWキープ率 | 66% |
| 使用クラブ | 7I・50°W・パター(3本) |
| ドライバー使用 | なし |
パット数25はシミュレーションゴルフならではの数字で、現実のラウンドではもっと増える。
仮に33〜34パットになっても、ショット側でボギーオンをキープできていれば、スコアは80台前半に収まる計算になる。
FWキープ率66%でも79が出た、という事実は大きい。
ティーショットが必ずしもFWに行かなくても、「次の1打を安全に打てる位置に置く」ことの積み重ねがスコアを作っていた。
飛距離ではなく、ポジション。
ドライバーを持たなかったことで、逆にそれが見えた18ホールだった。
インドアだから試せた──シミュレーションゴルフで戦略練習する価値
この検証が成り立ったのは、シミュレーションゴルフという環境があったからだ。
現実のラウンドで「クラブ3本縛り」はできない。
同伴者にも迷惑がかかるし、そもそも練習の文脈で試すには場違いだ。
インドアのシミュレーションゴルフなら、こういった「仮説検証ラウンド」が気軽にできる。
コースを変えながら繰り返せるし、失敗しても次のホールに進むだけでいい。
スコアよりも「戦略の確認」に集中できる環境は、アラフィフの私には合っている。
どのインドアゴルフが自分に合うかは、施設によってかなり違う。
シミュレーターの質、料金体系、練習かラウンドかのバランス——それぞれの強みをまとめた比較記事を読んでみると、選びやすくなると思う。
インドアゴルフ4社の比較記事
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この戦略、あなたのゴルフに使えるか?
「ボギーオン2パット戦略」は、万人向けではない。
ただ、特定の人には刺さる考え方だと思っている。
こういう人に向いている
- 100切りはできるが、80台に壁を感じている
- ドライバーのOBで一気に崩れるパターンを繰り返している
- 「攻めの1打」より「ミスを減らす1打」の方が自分に合っていると感じる
- パットが安定していて、グリーンに乗りさえすればまとめられる
こういう人には向いていない
- 飛距離とドライバーショットの快感がゴルフの醍醐味だと感じている
- スコアよりラウンドの楽しさを優先したい
- アプローチが苦手でグリーン周りで3打以上かかることが多い(まずアプローチ練習が先)
私自身で言えば、この戦略は「一度試してみて正解だった」。
コースマネジメントの考え方が、インドアで整理できた。
シミュレーションゴルフで試すなら、SMART GOLFは首都圏で最も多く地方にも出店を広げており、各地で使いやすくなっている施設のひとつだ。

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まとめ──「次は4本縛りで試す」
クラブ3本・ドライバーなしで18ホールを回り、スコアは79だった。
この結果が言えることは、一つだけだ。
スコアメイクに必要なのは、飛距離ではなくポジション管理と大叩きゼロの設計だ。
現実のラウンドでクラブ3本に絞るわけではない。
ただ、「7Iで届く距離にボールを置いて、ウェッジで寄せて、2パットでまとめる」という流れを体に染み込ませることは、現実のスコアにも確実につながっていく。
次のステップとして、「クラブ4本縛り(7I・UT・AW・パター)」のラウンドも試してみたい。
ティーショットにユーティリティが入ることで、攻めの選択肢が一つ広がる。
同じ「安全第一・ボギーオン2パット」の戦略のまま、スコアがどう変わるかを確かめるつもりだ。
インドアのシミュレーションゴルフは、こういう戦略検証の場として優秀だ。
失敗を恐れず試せる環境が、コースでのマネジメントを確実に鍛えていく。
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