【フィッティング体験記】スイングの変化に合わせて新ユーティリティ投入!新セッティングを捜索

【フィッティング体験記】スイングの変化に合わせて新ユーティリティ投入!新セッティングを捜索
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前回のフィッティングから、気がつけば7年ほどが経ちました。

あのとき選んだクラブたちは、今も現役で活躍してくれていますが、スイングや球筋に変化が出てきたことで、新たな課題?カベ?に直面しています。

4ヶ月ほどのインドア練習の成果もあって、以前は100を切るのがやっとだったスコアが、最近では90台をコンスタントに出せるように。

今月には84(45・39)というスコアが出てしまいました驚

10年以上ぶりのハーフ30台には自分でも驚きです。

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左への引っかけは減った。そして次の悩みが、、

昔のような左への引っかけが減ってきた反面、今度は逆に球が捕まりにくくなって右への打球が増えてきました。

そして、スコアが良くなっただけ150ヤード以内は安定してきて、その分だけ170〜190ヤードの距離でのミスが目立って気になるようになりました。

(200ヤード前後のショートウッドの距離は得意)

私は球を上げるのが好きで7番ウッド/9番ウッドのショートウッドを入れていますが、この2本に飛距離の差があまりなく、次の番手である5番アイアンは打ちこなせない。

一方でウェッジはPW/50度/56度を入れていて、110ヤード以内は50度一本で大きなミスがなくなり安定してきました。

こうした状況から「長めの距離を安定して打てるクラブが欲しい。補強したい。」という思いが強まり、今回のフィッティングを決意。

「この距離をグリーンに乗せる確率が少しでも上がれば」

「それならクラブを変えるほうが早いかもな」と感じたのです。

ゴルフ5 プレステージで2時間のフィッティング

フィッティングの舞台は、前回同様『ゴルフ5 プレステージ(某店)』。

2時間の総合診断を事前に予約していました。

受付で現在使用しているクラブのスペックや簡単なアンケートに答え、奥の個室に通されます。

諸事情により撮影は控えましたが、落ち着いた空間でじっくり試打ができます。

最初にヒアリングがあり、今回のフィッティングのテーマや希望などを伝えます。

  • 5番アイアンを抜いてユーティリティで170~180ヤードを強化したい
  • アイアンセットも良いものがあれば検討したい
  • ウェッジとドライバーは緊急性は低いが、良ければ視野に
  • 柔らかい打感と低い打球音が好み
  • 球を上げたいタイプでストロングなロフトや飛び系クラブは好みでない
  • アイアンについては50度ウェッジを基準に逆算してセッティングを決めたい

14本のクラブの連動性で、クラブ間のロフト角や飛距離に変なギャップが出ないようにするため、事前にこうした要望をきちんと伝えます。

アイアン試打は新 T100(2025)に感動

試打は7番アイアンからスタート。

最初にヘッドを絞り込みますが、SRIXON・EPON、そして発売前のタイトリストのT100(2025年モデル)の3種類を試しました。

T100は発表直後の最新モデルで、フィッターさんが一番受注したい一品という印象もありましたが、打感が抜群。

初打から思わず「おっっ!」と声が出てしまい、3つ目に打ったこともありフィッターさんにバレてしまいました笑

スリクソンもエポンも満足いく打感ではありますが、フィッターさんのチョイス勝ちです。

シャフトはハイブリッドなどもデータ取りしてくれまして、モーダス110、950GH neo、モーダス105などを試打した結果、最終的にN.S.PRO 950GH neo Sに決定。

我がままな希望を含めて5種類ほど試打しましたが、結局、最初にフィッターさんが提案してくれたシャフトに納まるという。。

打ち込むタイプの自分にとって、柔らかすぎず、扱いやすいシャフトとして、最初からフィッターさんイチオシだったようです笑

プライドを含めて赤いモーダスにしたかった気持ちもあったのですが、ショットデータを見るとシャフトが重くて十分な飛球になっておらず、断念。。

自分を客観視できるデータに証明されると、納得するしかありません。

ただ、考えてみれば今使っているKBS C-TAPER95 Xも90g台のシャフトなので、近い重さで少し柔らかいと考えれば、将来的に体力も落ちるであろうことからも良い選択だと納得しています。

ウェッジは試打中心に。JPウェッジが印象的

ウェッジについては購入意欲が低いことを伝えているので、今使用中のクラフトウェッジの最新版と、何やら話題だという「jpウェッジ」とやらを試打。

クラフトウェッジはグースが少し付いたらしいですが、個人的には言われても気がつかず笑

普段使ってる通り、まぁまぁ”良い感じ”でこんなもんでしょう。

そして、JPウェッジはソールに緩やかな球面をイメージさせる3次曲面の丸みがあるソール形状。

それによって、ラフを想定した長めの人工芝からでもヘッドが”ツルンッ”と抜けました。

”ツルンッッ”です、ビックリ!

バンカーからも良いとのことでしたが、お値段がなかなか高額で、

これまたビックリ!

「現状のクラフトウェッジでも十分にマッチしているでしょう」とのことで、今回はやっぱり見送りとなりました。

ただ、JPウェッジは試打できる店舗もまだまだ少なく、ゴルフ5でも一部のプレステージのみということで、貴重な体験となりました。

本命のユーティリティ! 試打データと感触のズレに苦戦

そして、今回のフィッティングのメインであるユーティリティへ。

最初に試したのはEPON AF-957とPING G440ハイブリッド。

ショットデータ上はエポンの方が良かったものの、顔と打感が好みではなく(ゴメンナサイ)、

G440の方が感触が良いけれど振りにくい。

そこで、ヘッドをG440に絞り、シャフトをいろいろ試させてもらいました。

初めて「75R」なんていうスペックのも試しましたが頼りない感じ、他にもピンとくるシャフトがありませんでした。

「ピンの純正シャフトも評判いいですよね?」

最後の手段として、事前にアタマの片隅に入れていたアイディアでした。

フィッターさんの方針には合わないかもしれませんが、思い切ってリクエストさせてもらってPINGの純正シャフトを試すと、

感触が良くなり、比較的球筋も安定。

「これを先に試せば良かったかー」

と、(今後もそんな事はないであろう)フィッターさんの一言。

ピンの純正シャフトはOEMの供給元が非公開だそうですが、私が選んだALTA J CB BLUEは「ATTAS系では?」との噂があるそう。

私が現在使用しているウッド系シャフトは全てATTAS JACKなので、USTマミヤさんと何となく縁を感じる結果となりました。

こういう前向きな情報を挟んでくるのはフィッターさんの営業力ですね笑

ウッド系もG440に絞って、数本のシャフトを試させてもらいました。

打感は使用中の410より柔らかく、打球音も低め。

印象としては430に近くて、後継機らしさと感じました。

430と440、どっちが売れるんでしょうね?

それにしても、USTマミヤの新しい「ATTAS RX SUNRISE RED」とも相性良さそうだったなぁ。

フィッティング終了

ドライバーの試打は時間の関係で見送り。

覚悟の上でしたが、シャフトの種類を私の希望で増やし過ぎました笑

予算の都合上、しばらく購入予定もないので省略。

そして、最後にひと休みしながら見積もりを待ちます。

タイトリストのアイアンセット、2025年の新モデル・T100については、タイトリストが強気に?メーカー割引をしなくなったらしく、定価ベースでの見積もりだったのが残念。

ただ、全体的には少しの割引も入り、総合診断としては納得感のある内容でした。

クラブセッティングを見直すタイミングに迷っている方は、ぜひ一度フィッティングを受けてみることをおすすめします。

ショットは不安定でも、ある程度スイングが固定された初級~中級者さんにもオススメしたい。

スライスの原因は、スイングではなくクラブの方かもしれません。

そして、スコアアップへの一歩目になるかもしれません。

各ショップの無料試打サービスからクラブ探しをするのも良いと思います。

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kyosuke

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Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます

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