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最近、楽天の保険を装ったフィッシング詐欺メールが頻繁に届きます。見た目は楽天公式のメールとほぼ同じで、一見すると本物と見分けがつかないほど精巧に作られています。一瞬、メールに貼られたリンクをクリックしかかりました。。
しかし、よく見ると違和感があり典型的な詐欺の手口が見受けられました。
特に楽天のゴルフ保険に加入されている方は要注意です。「ゴルフ中の事故補償」や「他人への賠償責任補償」といった重要な補償を得るために多くのゴルファーが加入しているはずです。そのため、楽天のゴルフ保険を装った詐欺メールが届いた際に、思わず信じてしまう方も多い可能性があります。
今回は、私の元に届いた楽天超かんたん保険を騙るフィッシング詐欺メールの特徴や見分け方、安全対策について考えてみました。
目次Outline
フィッシング詐欺メールの特徴
1. 送信者のメールアドレスが怪しい
フィッシング詐欺メールは公式のメールアドレスに似せて作られていますが、細かい部分を見ると違和感があります。
例えば、本来の楽天のドメインは @rakuten.co.jp や @mail.rakuten.co.jp ですが、詐欺メールでは @hoken.rakuten.co.jp など、それらしいが微妙に異なるアドレスが使われることがあります。
2. 「保険料決済ができませんでした」と曖昧で意味不明なエラーを通知
メールの本文には非常に曖昧な表現が含まれていました。
「何らかの理由により、保険料決済が出来ませんでした。」
ゴルフ保険に加入している方にとって「補償が受けられないのでは？」という不安を煽る内容になっており、焦ってしまう可能性があります。しかし、楽天から正式に通知がある場合は具体的な決済失敗の理由（例：カードの有効期限切れ、カード利用限度額超過など）を明示するはず。こうした不明瞭な理由は典型的な詐欺の手口と言えるでしょう。
3. 「楽天ペイのクレジットカード変更」と称するリンク
詐欺メールには、以下の案内文があります。
◆◇◆◇ 楽天ペイのクレジットカードの変更手順 ◇◆◇◆
しかし、このURLをよく見ると、
- 本物の楽天のURLと似ているが、見慣れないワードが並んでいる
- 楽天ペイの設定変更とは無関係なリンク
- 意味をなさない英数字の羅列が含まれている
といった特徴があります。本物の楽天なら、公式サイト内での案内に誘導するはずで、メール内で直接URLを案内することは少ないのです。
4. 楽天ユーザーIDとパスワードの入力を求める
メール内のリンクをクリックすると、楽天のログイン画面そっくりの偽サイトに誘導され、ユーザーIDやパスワードの入力を求められます。これが詐欺の犯人が目指す”フィッシング”のゴールですね。
とても巧妙に作られた偽サイトもあり公式サイトと区別がつかないケースも多いです。しかし、本物の楽天ならメール内のリンクではなく、楽天の公式サイトから手続きするように案内するため、クリックする前にURLも慎重に確認することが重要です。
フィッシング詐欺に引っかからないための対策
公式サイトでログインして確認
便利だから、、と、メールに記載されたリンクを気軽にクリックせず、楽天公式サイト（https://www.rakuten.co.jp）に直接アクセスして確認するのが最も安全です。
メールの送信元をチェック
怪しいメールが届いた場合は、送信者アドレスのドメイン（@以下の部分）を慎重に確認しましょう。
楽天の公式サポートに問い合わせる
もし心当たりのないメールが届いたら、楽天公式のサポートセンターに問い合わせるなど、手間を惜しんで確認しましょう。
クレジットカード情報を入力しない
メールのリンクからログインを求められた場合はログインもせず、絶対にクレジットカード情報やパスワードを入力しないようにしましょう。
まとめ
ゴルフ保険の補償が途切れるのではないか、という不安を煽る詐欺メールには要注意です。特に「楽天超かんたん保険」や「楽天ペイ」を名乗る詐欺メールは、正規の楽天のメールと見た目がほぼ同じであり騙されやすい印象です。
しかし、送信者アドレスを確認する ／ 曖昧なエラーメッセージに注意する ／ リンクをクリックせず、公式サイトで確認する ／ 不審なメールは楽天に報告する
といった対策を取ることで、被害を未然に防ぐことができるでしょう。
ゴルフ中の事故やトラブルに備えて保険に加入している方は、詐欺メールに惑わされず、公式サイトでしっかりと契約状況を確認するようにしましょう。
もしフィッシング詐欺に遭ってしまったら？
万が一、情報を入力してしまった場合はすぐに以下の対処を行いましょう。
- 楽天の公式サポートに連絡し、アカウントのセキュリティを確認。
- クレジットカード会社に連絡し、カードの不正利用を防ぐ。
- 楽天のパスワードを変更し、二段階認証を設定する。
少しでも不安を感じたら、すぐに楽天の公式サポートへ問い合わせましょう！
フィッシング詐欺の手口は日々進化しています。みんなで雑談しながら情報を共有し、被害を防ぎましょう！
この記事を書いた人Wrote this article
kyosuke 編集人
Swing&Savor54（スイセイ ごーよん）の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます
