
子育てもひと段落し、ふと気づけば自分の時間が増えてきた。
「この先、何をして過ごそうか?」
そんなことを考え始めたのがブログを始めたきっかけだ。
私の父は高卒で大手通信会社の技術職として定年まで勤め上げたが、退職して間もなく肺がんが発覚。
2年半にわたる抗がん剤治療もあまり効果を得られないまま、70歳を前にこの世を去った。
この出来事を通じて、「自分の人生も、あと20年余り?」と思うこともある。
だからこそ、この先の人生を「何して過ごす?」と考えた。
その答えの一つとして、ブログを始めることにしたのだ。
なぜブログを始めようと思ったのか?
自分の時間が増えた
もうすぐ子育てが終わる。
我が子の学生生活もあと1年。
すでに面倒をみるというより「一緒に過ごす時間もほぼ皆無」になっている。
そこで「自分の時間をどう使おう?」、「何をして過ごす?」と考えた。
老後の男性はやることがなくなる?
定年後、会社に行かなくなると「行くあてがない」や「居場所がない」と感じることが多いらしい。
退職していった諸先輩がたは、ギターを始めたり料理教室に通い始めたり、、新しいことにも挑戦しているそうな。
自分の事として想像してみても、何となく想像はつく。
毎日会社に通っていた習慣がなくなれば、それは「どうしよう」と考えるだろう。
そうならないためにも「仕事以外で自分の人生の『軸』を持ちたい」と思うわけだ。
ブログなら自分の思いや体験をアウトプットして公開することになるし、そこから新しいつながりも生まれたらベストだ。
人生の足跡を残したい
人は振り返るものがあると、今後のことを今より充実させやすくなるのではないかと思っている。
「日記」という手段もあるが、なんとなく毎日手書きするのは面倒だし、日記は自分だけが見るもの。
一方で、ブログなら気軽に「書きたいときに書きたいことを書けばいい」し、手書きよりも手軽に書き残せる。
自分の思いや体験を発信することで、ひょっとしたら誰かの役に立つこともあるかもしれない。
自分のしたことや思ったことを振り返ると、「じゃあ、次に何をする?」と考えやすいだろう。
副業チックに小遣い稼ぎができたら
これは”おまけ”的な要素。
もし、月に数千円でも稼げたら面白いのではなかろうか。
とはいってもブログで収益化することはそんなに簡単な話ではない。
広告収入でもアフィリエイトでも、ブログで収益化できるまでは1年ほどの継続期間が必要なのが普通とも聞く。
稼ぐならブログはオワコンか?という議論も増えている。
でもね、自分のやったことがお金に変わるとなれば「何をする?」と考える。
文字や文章も嫌いではないのだ。
で、何を書くか?
ブログでの収益を最優先するのではなく、ブログで「気軽に何をする?」を考えたら単純に「好きなこと」が良さそう。
好きなこと・やったことを書いて、これからやることを書けばよい。
そこで思いついたテーマがゴルフとガチ中華だった。
ゴルフは遊びで30年ほど続けてきた趣味であり、中華料理は20年ほど前から中国出張へ行く度に『本場の味』を知るにつれ、どんどん惹かれていった。
この2つを軸として、日々のライフスタイルも絡めながら書くことから始めようと思う。
そして「とりあえず」やってみる
なんでも最初から完璧やカッコよさを求めるとキリがないし、開始当初から続けることも難しくなりそうだ。
やってみて初めて見えることもあるし、とにかく何ごとも「思い立ったら即行動」が成功への第一歩。
やってみないことには始まらない。
そう考えたら、早々に立ち上げるブログサイトの具体的なコンセプトづくりや管理するCMS・レンタルサーバーの下調べが始まった。
次回:実際にブログを開設!やってみて分かったこと
ブログを始めると決めたはいいが、いざ開設しようとすると意外と考えたり選んだり、決めることも多い。
特にドメイン選びやレンタルサーバーの契約、WordPressの設定など、最初の壁は想像以上だった。
もっと気軽にできると想像していた。
そもそも私はWordPressの経験はおろか、知識も何も一切無かったから。
それでも、結果的にこのサイトは4日間で開設できたのだが、
次回は実際にサイトを公開するまでの試行錯誤を振り返ってみた。
次の記事も、ぜひ読んでみてほしい。
この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます