
打ちっ放しの練習中、
「最初はいい感じだったのに、だんだんミスショットが増えてきた…」
こんな気づきや、こんな風に思った経験ないですか?
私は、前半は集中して良い球を打てていても、気がつかないうちに惰性でボールを打ってしまっていることが多々あります。
そんな状態で球数を増やしても、練習効果は薄くなるばかり。
集中力には「限界」がありますよね、やっぱり。
一般的に人の集中力は60〜90分程度、打ちっぱなしの球数にするとどのくらいでしょう。
あなたは100〜150球、集中して打ち続けられますか?
おそらく、私の体感としては60球〜80球程度な実感です。
ゆっくりしたペースで40〜50分間打つイメージ。
今回は、練習で集中力を切らさずにパフォーマンスを上げる方法をご紹介します。
ゴルフ練習で集中力が続かない理由
単調な反復練習のワナ
ゴルフは同じ動作を繰り返しながら再現性を高める必要があるスポーツ。
練習場でただ打ち続けると、動きが単調になり「考えること」がなくなってしまいます。
「何も考えずに打っている」状態ではミスが出ても気にしないまま、ただただ球数を消費するだけ。
これでは効率が悪くなるのも当然です。
疲労の蓄積による集中力低下
集中力は、体力と密接に関係しています。
体が疲れると、脳も疲れて判断力が鈍くなり集中力も低下。
疲れによる集中力低下を防ぐためには、練習量と休憩のバランスが大切でしょう。
集中力を維持する3つのコツ
コツ1:練習前に「テーマ」を決める
最も効果的なのは、練習に入る前に「今日のテーマ」を明確にすることです。
練習で打つ球数を少なくしようとすれば、なおのこと。
例えば:
- 「ダブりを無くすことに集中」
- 「アプローチの距離感」
- 「スイングテンポを一定に保つ」
テーマがあると、ミスが出ても「今のはこうだったな」と確認ができ、無駄な球を減らせます。
そして、ミスしても許容できるミスに収めたいですよね。
コツ2:練習中に「区切り」を作る
ただ打ち続ける練習は集中力の敵です。
たとえば、10球ごとに軽く休憩を入れるだけでも、集中力はリセットされるのではないでしょうか。
- 一度クラブを置いて一呼吸
- 素振りで感覚をリセット
- 軽くストレッチ
「区切り」を意識することで、始まりや再開のポイントが明確になるので練習の質が格段に上がります。
コツ3:ポジティブ思考の習慣化
練習中に似たようなミスが続くと、つい「今日はダメだ」とネガティブになりがちです。
しかしその瞬間こそ、集中力を取り戻すチャンス。
ミスをしたときこそ、「何が原因か?」をしっかり考える癖をつけましょう。
成功体験はもちろん大切ですが、「ミスを冷静に振り返る」ことでメンタルが鍛えられます。
ポイント:
- ミスショットでイライラしない
- 原因分析→次の1球で修正
- 小さな成功を積み上げる意識
ペナルティに直結するような大きなミスをしないことも重要ですね。
集中力が高い練習がもたらす効果
集中力が高い状態で練習すると、スイングの再現性が格段に高まるでしょう。
「いいスイングができた」と思った感覚をしっかり記憶に残せるのです。
また、集中した練習はそのままコースでの実践プレーにも良い影響を与え、スコアアップも近づきます。
練習場での集中力=本番での集中力。
ここを意識するだけで、普段の練習が「実戦に強い練習」に変わります。
私のポイントは「フィニッシュ」です。
ショットのフィニッシュをキメにいくと、ミスが小さくなり良いショットが増えてきます。
まとめ:集中を味方につけて効率練習を完成させよう
ゴルフ練習は「量より質」。
その「質」を決めるカギが集中力です。
今日ご紹介した「テーマ設定」「区切り」「ポジティブ思考」の3つのポイントを意識すれば、練習の密度が格段に上がり、球数が少なくても確かな上達を実感できるはず。
次回の練習から、ぜひ試してみてください。
きっと「少ない球数でも成果が出る!」と感じられるでしょう。
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kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます