
練習量とコストは比例する
「練習するほど上手くなる」
ゴルフを始めた頃など、そう信じて毎週末に練習場に通っている方もいるのではないでしょうか。
でも、ふと財布の中を見て驚いたことはありません?
「あれ?、今月こんなに使ってた…?」
ゴルフの練習は知らず知らずのうちにお金も時間も体力も消費します。
今回は「コスパの良い練習法」をテーマに、お財布にも体にも優しい練習方法を考えていきましょう。
ゴルフ練習のコストを考えよう
練習代は意外と高コスト
ゴルフ練習場では、1球あたり約10〜25円が相場でしょう。
立地や時間帯によりますが、仮に1球15円で計算すると、150球で2,250円。
これが毎週となると、ひと月で1万円近い出費になります。
一方で、練習量を「70〜80球」に絞れば、1,050〜1,200円。
単純に考えて半分以下のコストで済みます。
考えようによっては、「無駄打ち」を減らすだけでこれだけ練習費用をカットできるのです。
時間もコスト、見逃せない
お金だけではありません。
練習場までの移動、準備、練習後のケア——これらも「時間コスト」です。
たとえば:
- 往復移動:30分間
- 準備・後片付け:15分
- 練習:2時間(150球ペース)
合計で約3時間かかることも。
球数を減らして「集中1時間」の練習にすれば、移動時間込みで2時間以内に収めて、違うことに時間を使うこともできるでしょう。
コスパの良い練習3つのポイント
ポイント1:練習時間を区切る
「時間無制限で練習できる」と聞くと、ついつい長居してしまいがちです。
ですが、長時間の練習は集中力が落ち効果が薄まるばかりか、疲労も溜まります。
そこで「1時間だけ集中して練習する」など、時間で切るルールを設けるのが効果的です。
ポイント:
- テーマを決めて短時間集中
- 途中でだらけない
- 時間管理で「やった感」を得る
これだけでも練習の質が上がります。
ポイント2:インドア練習場の活用
最近はインドアゴルフ練習場も増えて、都心ではどの地域にも身近にあるのではないでしょうか。
定額制のサブスクリプションや回数券でコストを抑えられる施設も多く、とても効率的です。
メリット:
- 天候に左右されない
- 打ち放題プランでコストを一定化
- 24時間や夜遅くまで営業しているところも多い
さらにシミュレーション機器があれば、自分のスイングや弾道を数値でチェックできるため、短時間でも精度の高い練習が可能です。
ポイント3:テーマ別集中練習
「たくさん打てば上手くなる」という思いは捨て去りましょう。
1回の練習で「1テーマ」に絞ることで、少ない球数でも練習効果を高めることができます。
例えば:
- 今回は「振り切ること」に集中
- 次回は「フィニッシュを丁寧にとる」
- その次は「アプローチ距離感」を重視
ポイント:
- 欲張らない
- 1テーマを確実にやり切る
- テーマごとに改善を積み上げる
この方法なら70〜80球でも「練習した実感」がしっかり得られますし、インドアで毎日練習できたら必ず効果は現れます。
財布にも優しい効率練習で、上達を加速!
ゴルフの練習は「たくさん打つ」よりも自己流だったとしても「考えて打つ」ことです。
球数を減らすことで、時間とお金の負担を減らしつつ、上達スピードを加速できます。
特に40〜500代ゴルファーにとっては、家計も体力も大事にしながら楽しむことがゴルフライフを長く続ける秘訣。
今日ご紹介した「コスパ練習法」を考えてみてください。
この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます