
インドアゴルフの打ち放題、つい打ちすぎていませんか?
インドアゴルフの魅力は天候に左右されず、好きなだけ練習できる こと。
打ち放題の施設に通えば短時間で何百球も打てるため、スイングの感覚を掴むには最適です。
しかし、ここに 落とし穴 があります。
「打ち放題だから」とひたすら球を打ち続けると、逆にスイングを崩してしまうことも…。
「打ちまくれば上達する!」と思っている方、ちょっと待ってください。
むしろ、打ちすぎることで調子を崩しスコアが悪化する可能性だってあるんです。
実際に私も、インドアゴルフで「打ちすぎの罠」にハマり、痛い目を見ました…。
今回はその経験から学んだ「適切な練習量」と「効果的な練習パターン」をご紹介します。
打ちすぎで身体にどんな影響が?
(1)1セット55分、打ち続けると…
私が通っているインドアゴルフ練習場の施設では、1セット55分の打ち放題。
休憩なしで打ち続ければ、1時間で150〜180球は打ててしまうでしょう。
さらに、朝の出勤前と夜の帰宅時に寄ると、1日合計で350球に…。
まるで大学のゴルフ部(?)のような練習量です。
(2)身体への負担
当然ながら、このペースで練習を続けていると身体には異変が出てきます。
具体的には、こんな症状が発生しました。
- 右肩の張り・痛み
- 足裏・ふくらはぎの疲労と痛み
- 腰の痛み
毎日マッサージ機を使ってほぐすのが日課になってしまいました。
気が付かないまま打ち込むことで、実は疲労でスイングが崩れる原因になっていたのです。
そうなると、痛みが出て日常生活にも悪影響が出るはめに。
ゴルフ上達に必要な適切な練習量とは?
(1)アベレージゴルファーに「1日200球」は必要か?
そもそも、スコアが90台から100前後のアベレージゴルファーにとって、毎日200〜300球の練習量は本当に必要なのか?
初心者で体力があれば200球でも打った方が良いでしょう。
けれども、ある程度はスイングが固まっているアベレージ的アラフィフゴルファー、
闇雲に球数をこなすのではなく、1球1球の質を高めることの方が重要です。
- 単なる「打ち放題」ではなく、考えながら打つ
- 疲労が溜まる前に 適切な休憩を挟む
- 必要以上に打ちすぎず フォームの維持を優先する
これらを意識するだけで、効率的な練習が可能になります。
(2)打ちすぎると「悪いスイング」が定着する
打ちすぎることで疲労がたまり、ミスショットが増えます。
この状態で練習を続けると、悪いスイングのまま身体に染みついてしまうでしょう。
結果、
- 本来のフォームが崩れる
- ミスショットが増えて自己嫌悪
- ゴルフも練習も楽しくなくなる
こうなると本末転倒なのですが、しばらくして失敗しました。。
効果的なインドア練習パターン
(1)最適な練習ペース
では、実際にどんな練習ペースが理想的なのか?
私の経験上、「1セット80~100球ほど」が最適 だと感じました。
このペースなら、1球1球をしっかり考えながら打つことができ、疲労も最小限に抑えられます。
- ショットごとに間を取る(ただ打つだけにならない)
- 1日おきに朝晩練習する/昼のみ練習する、を交互に
このルーティンを続けることで、疲れすぎず、スイングの質を高めることができるのです。
(2)「打ち放題」を賢く活用する方法
そして、ただ打つのではなく「課題やテーマを持った練習」を意識することが重要!
毎回の練習テーマを決める
- 今日は「100ヤード以内のショット」に集中
- 明日は「ドライバーの曲がり幅を小さく」に特化 etc

こういうテーマに連動性を持たせたら、なお良しですね!
スイングを映像でチェックする
- インドアならスイング動画を撮りやすい
- 1球1球フォームを確認しながら打つ etc
人の出入りも少なく、風も無いので撮影は楽ちんです。
実践を意識した打ち方をする
- 1球1球 「コースでのシチュエーション」を想定して打つ
- ラウンドをイメージすることで、実戦で活かせる練習になる etc
シュミレーションの強みはバーチャルラウンドを体験できて、少しの緊張感を増せること。

「残り150ヤードのグリーンキャッチにこだわる」など、練習方法は増やせます!
インドアゴルフは「質」を意識すれば効率が良くなるはず
インドアゴルフ練習場の打ち放題は魅力的ですが、ただ打ち続けるだけでは逆効果 です。
アラフィフゴルファーともなれば、体力的にもシンドい限り・・
「量より質」を意識しながら、自分の体とスイングのバランスを大切に整えていきましょう!
この記事を書いた人Wrote this article

kyosuke
Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます