100ヤード、ちゃんと打ててる?アベレージゴルファーこそ“基準の距離”をつくろう

100ヤード、ちゃんと打ててる?アベレージゴルファーこそ“基準の距離”をつくろう
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「インドアゴルフって、初心者や初級者が行くもんでしょ?」

つい最近まで、そんなふうにも思っていました。
外でラウンドするのがゴルフの本番、練習なら屋外の打ちっぱなしがベスト。

でも、アラフィフになって“ゴルフの質”を考えはじめたとき、「こだわるべき?」と思ったことが。

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「自分が『イチバン信頼して打てる距離』って、何ヤードだろう?」

私のその答えが「100ヤード」。
でも、知っているようで知らなかった「100ヤードの精度」を測るには、正直いつもの打ちっぱなしじゃ無理がある。

そうしてたどり着いたのがインドアのシミュレーション練習場でした。

1. 「100ヤード」って、シンプルだけど

会社近くのインドアゴルフ練習場に入会してから、ゴルフとの距離がぐっと縮まりました。
出社前の朝練、昼休みの30分、仕事終わりの気分転換に、土日にもわざわざ来たり、、と、好きなタイミングにデータを確認しながら打てるのは、アラフィフゴルファーにとってかなりありがたい。

自分の時間が少しずつ増えてきたからこそ、隙間時間や空いた時間を有効に使える環境の価値は大きいですね。

今日は昼休みの30〜40分、汗をかかない程度に軽く打ってきたのですが、

テーマはズバリ「100ヤードのショットの精度」

この距離、私にとってはとても大事。

2. なぜ「100ヤード」を練習テーマに?

私自身、ラウンド中に100ヤードを残す場面がよくあります。
というのも、レイアップやグリーンまで届かないシチュエーションで、わざと100ヤードを残す選択をすることが多いんです。

理由はシンプル。
この距離が「一番ミスが少ない」「グリーンに乗せやすい」から。

多少左に引っ張ることはあっても大きく外すことは少なく、ピンの近くに寄る確率が高い。言ってしまえば、自分の“基準距離”なんです。

3. インドア練習場だからできる「数値での確認」

今日はインドア練習場のシミュレーターを使って、100ヤードショットのデータを実際に測ってみました。
使ったクラブは、練習場に置かれていたレンタルクラブのVOKEY(ボーケイ)SM9 50°

VOKEY SM9

自前の50°ウェッジとフィーリングが似ていたので、違和感なくスイングできました。

打つのは10球ほど、ターゲットは「100ヤード、ぴったり!」。
力まず芯に当てることを意識して1球ずつを丁寧に。

結果は、5~7ヤードのバラツキで収まる範囲。
個人的には「これでOK」という満足感のある結果になりました。

ラウンド中の実戦感覚にも近い打ち方で、「ピンの左」とか「ピン奥」とかに打ち分けるのは難しくとも、確実にグリーンをとらえ、ピンそばに乗せられたのが合格点でしょう。

ショットデータ

4. 「基準の距離」があると、プレーが変わる

この「100ヤード」という距離、ひとつの“安心材料”になるんですよね。

たとえば、ロングホールでティーショットがチョロってしまったとき。
あるいは、長めのミドルホールでグリーン手前のハザードが気になって2打目のクラブ選択に迷ったとき。

「とりあえず100ヤード残す」という戦略があるだけで、攻め方に迷わず済むんです。

もちろん、50ヤードや70ヤードといった距離も大切です。ただ、そこは逆にバラつきが大きくて、半径5ヤード以内に寄せるのはまだまだ難しい。
それに比べて100ヤードはデータの通りに確実に5ヤード前後に乗せられる「自分の基準」として信頼できる。

だからこそ、練習する価値があるんですよね。

5. インドア練習場の強み = “100ヤード”の精度を育てる環境

こうした練習は、屋外の打ちっぱなしではなかなか難しい。
距離表示の正確性や、打球の着弾点が曖昧なこともあり、一定の精度をもって「100ヤード」を打つ練習にはなりづらいからです。

その点、インドアゴルフ練習場は違います。

  • 飛距離・球筋・スピン量まで数値で確認できる
  • 何度でも同じ条件で反復できる
  • 気温・天候・風の影響を受けない
  • 1打1打、感触を確かめながら調整(練習)できる

特に中級ゴルファーにとっては、「感覚」だけに頼らず「データ」を使うことが上達の近道。
若い頃とは違って、力で飛ばすのではなく、スコアメイクのためにしっかり“距離を打ち分ける技術”が必要になる年代ですからね。

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6. まとめ:基準距離を持つと、ゴルフはもっと楽しくなる

例えば100ヤードが確実に打てるようになると、スコアの組み立てがグッと楽になります。
「この距離なら自信がある」という番手がひとつあるだけで、ラウンド中の判断力が増し、プレッシャーも減る。
結果的にゴルフがもっと楽しく、前向きにプレーできるようになるのを実感しています。

そして、そんな自分の“基準の距離”を育てるには、練習環境も大事。
忙しい社会人ゴルファーにとって、インドアゴルフ練習場は効率よく上達と継続を両立できる最適な選択肢です。

それでも、いいスコアで回ってこられるかは、また別のハナシですねw

基準の距離をつくろう

100ヤードに限らず、「自信のある距離」を持つだけでゴルフは安定します。
特に飛ばしで思うようにいかなくなりつつあるアラフィフ世代は、飛距離よりも「距離の打ち分け」「番手の精度」の方がスコアメイクに直結するはず。

そのためには、
✔ 同じ距離を何度も打ってみる
✔ 自分の番手ごとの傾向を知る
✔ 数字を“感覚の裏付け”として使う

こうしたことが可能な練習環境を、いまからでも取り入れてみるのはどうでしょうか。

外の天気に左右されず、
忙しい合間でも30分だけの練習ができたり、
スイング動画も見られて、ショットもデータで見える。

そんな大人の上達空間として、
インドアゴルフ練習場は想像以上に価値があります。

次のラウンドで「100ヤードぴったり」を打てたとき、きっと今日の練習が自信に変わっているはずです。

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kyosuke

kyosuke

Swing&Savor54(スイセイ ごーよん)の編集人にして埼玉在住のアラフィフ サラリーマン。老後の「行くとこ・やること」を考えながら、初老の日常を発信していきます

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